sakikoの自叙伝9 ハワイに夢のお店をオープン

「うちでマッサージのお店を出さない?」 その一本の電話は まったく予期せぬ時にかかってきた。 一瞬耳を疑った 相手は今のスパ・ラ・キュアが入っている ワイキキビーチコマーホテルの セールスマネージャーだった。 実はその半年前、 鍼灸学校の2年生になっていた私は ワイキキにマッサージのお店を出すため物件を探し回り あちこちの不動産屋やホテルに 打診をしていたのだった。 だけど最適な物件がそんなにあっという間に見つかるわけもなく、 学校の勉強の忙しさにそのことを忘れていたのだった。 「はい、やります!」あまりの突然の申し出に 頭がぐるぐる混乱しながらも 心の動揺とは裏腹に しっかりとした口調で答えていた。 相変わらず大胆、無謀な自分の行動力に 微笑みつぶやいた。 「どうにかなる。」 そして 「どうにかする」 と唇を噛み締めた。 続く