Sakikoの自叙伝8 ハワイに渡る

<ハワイへ渡る> 2000年1月2日 スーツケース一つとラップトップコンピューターだけ持って 懐かしいココナッツの香りがする 大好きなハワイの空港に降り立った 心はワクワク弾んでいた しかし 一歩空港の外に出た瞬間 突然現実に立ち返った さて、ホテルまでどうやって行こう? 日本を立つ前に準備したのは マッサージ学校の入学手続きと学生ビザ それに3日間のホテルの予約だけ 知り合いもいない 翌日からマッサージ学校が始まるけど 学校の場所さえ分からない 三日後は住むところもない 我ながら大胆かつ無謀な自分の行動に苦笑いしながら 「どうにかなる」とつぶやいた そして 「どうにかする」と唇を噛み締めた ハワイ到着から1週間後 私はワイキキのコンドミニアムから 中古のアコードで学校に通っていた わずか1週間で コンドミニアムの賃貸契約、 車の購入、 ドライバーズライセンスの取得、 ソーシャルセキュリテーの取得、 銀行口座の開設を済ませていた。 やればできる。 自分の行動力を再確認した。 もともと大好きなハワイ それまでに10回も訪れている。 いつもは5日間くらいの短い滞在で、 計画を目一杯詰め込みバタバタ帰国するのがパターン。 空港までの道のりは いつも心が悲しかった。 しかし今回はハワイに住んでいるのである。 時間を気にせず毎日大好きな海を眺められる。 毎日この暖かい気候と景色に癒される。 私にはこれ以上の幸せはない。 1年間ハワイでマッサージ学校に通い、 日本ではだれもやっていないマッサージを学び 日本に戻ってサロンをオープンする。 その目標を持ってやってきたハワイだったが、 いつしかその目標は変わっていった。 「ハワイでサロンを持とう! 英語と日本語ができるのだから ワイキキでやればかならず需要はある!」 キラキラ輝く目標ができた。 同時に、 どうやってハワイに住むためのVISAを取得するか、 胃に穴が空いてしまうほどの難題が それから7年間私を悩まし続けることになる。 続く